販売機情報(12月30日版)

年も変わろうとしてますが、りんごの在庫はまだまだあります。

今年は、農協さんに出荷せず、在庫として残しました。例年だと、収穫の最後に、つる割れなどの障害果を100コンテナ以上出していましたが、今年は、つる割れも少なく、蜜入りも悪いおかげで、長期保存に向いてることから、自分で売ることにしました。全てが販売機用ではありませんが、1月いっぱいは、販売できると思います。

今年は反射シートを敷かなかったせいもあるのですが、お尻に色が回らず、黄緑が濃くなっているものも多く出てます。糖度も高く、未熟果(アオコ)ではないのですが、若干青くささ(普通は気にならないレベル)が残るため、選別し、2月頃に販売する予定です。こうゆうりんごは、果肉がしっかりしているため、春先でも美味しく食べられます。

今、販売機で販売しているりんごは、正直、軽微な訳です。傷と言うよりは、色見が薄かったり、若干変形していて、家庭用の基準を満たさないものです。

今年はりんご不足で、スーパーなどではりんごは高いのですが、ボリューム良く詰めております。最後のりんごのため、味の濃厚さは落ちてきましたが、それでも他のりんごには負けません。現在のりんごは、12月16、17日に収穫した最後のりんごになっております。

ふじの注文受付再開します

本日でようやくふじの収穫が終わりました。雨や雪が舞い散る極寒の中、今年の収穫を終えることができました。

先週は予約分の注文がだいぶ残っていたため、注文をお断りしていたのですが、全て収穫してみたら、思ってたより収穫量があったため、注文の受付を再開します。

今年のふじは蜜はほとんど入ってません(個体差があるため、沢山入ってるものはあります)が、甘くて、大きいと評判はここ数年で最高です。「蜜は入ってないけど甘いよね」とお客さんからよく言われますが、蜜って、見かけだけで、蜜の部分には甘みはありません。蜜が入りすぎると、腐ってしまったり、逆に苦くなる心配もあるため、生産者としては安心です。

蜜が入っていると、なんとなく甘いような感じがして、美味しく感じてしまいますが、今年のふじは、見かけで誤魔化されずに、りんご本来の味を楽しんでもらえると思います。

ふじの収穫開始!

本日からふじの収穫が始まりました。天候も悪く、初日ということもあり、2時間だけの収穫となりました。

今年のふじはとにかく大きく、12、13、14玉が中心となります。蜜も入り始めてはいますが、こちらは個体差はありそうです。サンプル糖度は、16〜17度。18度超えも珍しくなさそうです。

今年は例年以上に困難に直面する年でしたが、それに耐えた、桃、梨、りんご全ての果物がいつも以上に美味しく仕上がり、果物のあたり年になってます。玉が大きく、規格サイズの段ボールに入らないため、段ボール屋さんに特注サイズで10キロ箱を作ってもらいました。いつもは送れない11玉(10キロ22玉)も送れます。ただ、既に段ボールは発注済みだったため、在庫が倍になってしまいました。

明日から本格的な収穫、荷造り、発送の始まりです。